アルマイト加工とは
アルマイト(陽極酸化被膜)は処理するアルミ製品を陽極(プラス)として、硫酸浴に陰極(マイナス)を入れ、その間に電流を流してアルミ表面を酸化させる作業です。酸化被膜にすることで耐色性・傷・腐食・摩耗を防ぎます。 |
アルマイトの色の種類
アルマイト膜厚普通アルマイトの処理で3~6ミクロン。他に10ミクロン以上、15ミクロン以上の処理もあります。(6ミクロン=0.006ミリメートル、10ミクロン=0.01ミリメートル、15ミクロン=0.015ミリメートル) |
黒色アルマイトアルマイトは熱伝導性がよく放熱性が高いが、黒色に染色することで放熱性を更に高めることができます。 |
当社では手作業によるアルマイト加工を行っております。
アルマイト加工は、自動のライン(機械)で行う場合と手作業で行う場合がございます。当社は手作業にて作業を行っております。手作業で行うことによって、細やかな部分まで行き届いた「対応力の高い加工」が可能です。 凸凹が細かいモノや奥ばった部分がある製品でも、丁寧に行き届いた加工を致します。 技術スタッフのほとんどが勤務歴10年以上の職人の為、加工対象のモノを見ればどのように加工すると美しい仕上がりになるのかを判断する事が出来ます。 |
作業の流れ
脱脂・・・・材料の表面の油落とし。 エッチング・・・・表面の汚れなどを取ります。 アルマイト・・・・材料の表面に被膜加工をする。 封孔・・・・処理した材料の表面を硬くする。 |